巨人　１７７０日ぶりの単独最下位転落…坂本勇人適時打＆オコエ瑠偉の神走塁での反撃も及ばず３連敗

4/14(金) 21:09配信

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　中日９―２巨人（１４日・バンテリンドーム）

　巨人が中日先発・小笠原の好投と先発全員安打の竜打線の前に３連敗。開幕１３試合目で単独最下位に転落した。巨人の単独最下位は２０１８年６月９日以来、１７７０日ぶりとなった。

　巨人の先発は来日初勝利を狙った新外国人右腕・ビーディだったが、２回１死後、細川に左前打を許すと、続く福永に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びた。１死二、三塁とされると、続く木下の二ゴロの間に１点を先制された。さらに龍空には一塁線に絶妙のセーフティースクイズを決められ、２点目。

　４回にも先頭の細川に右中間を破る二塁打を浴びると２死後、小笠原に左前適時打を許し３点目。大島にも適時打を浴び、ビーディは５回４失点の投球内容で降板。３度目のマウンドも来日初勝利はならなかった。

　７回も３番手の鍵谷陽平が２死後、この日から１軍復帰の石川昂に左翼線二塁打を浴びると、細川には四球。福永にも遊内野安打を浴びると、木下に走者一掃の３点適時二塁打を許し、ダメを押された。中日打線は先発全員安打となった。

　４番手・代木大和も８回にアキーノの中前適時打で失点。５番手・田中豊樹もカリステの遊ゴロ併殺の間に１点を追加され、５投手で１５安打を浴び計９失点となった。

　打線の反撃は６回だった。１死後、オコエ瑠偉が四球を選ぶと、丸佳浩が二塁への内野安打で続く。ここで坂本勇人が左前適時打。オコエが捕手のタッチをかいくぐる好走塁で本塁を陥れ、中日ベンチからリクエストもセーフの判定が下り、１点を返した。中田翔も左手１本で左前適時打。２点目を加えた。

　しかし、７回、田島、８回、清水、９回、山本の中日の投手リレーの前に無得点。追い上げ及ばず敗れた。

報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6402015c32046c61b662829abfc82a38aea89b5